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床下は定期的な点検が必要です!

2018.08.31
断熱給排水給湯シロアリ湿気基礎コンクリートひび割れなど床下には様々な問題があります。

メンテナンスができれば、不具合があっても早期発見に繋がり出費も軽減できます。


また、最近の高断熱住宅は、基礎コンクリートを外側から断熱する基礎断熱が採用される事が多く、
この方式は『地中熱を有効利用する』『基礎コンクリートを温め暖房に使う』など利点がありますが、
断熱材が地中に埋まるので、それをシロアリの有害を誘う可能性もあります。


最近では、基礎断熱住宅の被害が多いと報告されており、完璧な施工でも経年劣化や地震による変形など色々な要因が考えられます。
床下点検をしやすくする

・床下点検口を複数作る。(1階の対角にあると便利)


・床下に入りやすい点検口にする。


床下点検作業
①断熱の点検
断熱材が施工してあるか?断熱材が落下していないか? を確認する。

②給排水・給湯の点検
配管からの水漏れと、配管の被覆材の断熱欠損や、断熱材の穴など確認する。

③シロアリの点検
シロアリ自体や通り道がないか、また木材の腐食の確認をする。

④湿度を計る(建築基準法:通風口は地面から床下まで高さ45㎝以上)
蒸す・水滴が付着している・カビが生えている・カビ臭いと感じる場合は床下の通気が機能していない可能性が高いので、湿度計で測定し確認する。

⑤基礎コンクリートひび割れ
基礎コンクリートのひび割れ、鉄筋コンクリートの劣化など確認をする。



木造住宅では必要な点検で、構造計算して地震に強い家を建てても、シロアリ被害により本来の強さが発揮出来なくなり、床下は風通しをよくして常に乾燥させておく事が大切になります。

カビやキノコの菌で木材を腐らせる菌も高温多湿を好むので、定期点検が重要です。

また、メンテナンスの際にも床下点検口は大切な役割を果たします。


(床下点検・床下収納などご不明な点は、担当者までご連絡下さい)